き、気にしてないですよ!

三月末。
パートさんに赤ちゃんが生まれたことをSさんから聞きました。
ここはお祝いのメッセージを送らなければ!と思ったものの、メールアドレス知らない。
電話番号は知ってるけど、出産したばかりで電話できない。
っていうか、自分か電話するなんてできない。(ヘタレ)

そんな時、送別会であった後輩に「ショートメールで送れば良いじゃないですか」と言われる。
おおっ、使ったことないけどやってみるか! ということでショートメールを使ってみた。

いやいやいや、その前に文面考えないと……と思い考える事一週間。(考えすぎ)
ようやく書いた文章は「遅くなりましたが、出産おめでとうございます」というビックリするぐらい普通の文章。

勇気をだして(?)送信ボタンを押しました。
べ、別に返信なんて期待してないんだからねっ!
とか自意識過剰に思ってた時期が僕にはありました。

別に返信はなくたっていいんですよ。だってお祝いのメッセージですもん。相手に伝われた良いんですよ。良いんですよ。良いん……

それから数日間、パートさんからの返信がありませんでした。
ははは、きっと子育てで忙しいんだよ。あははは、あははは……
と空元気を出したものの微妙に傷つき涙目。

まさか……ショートメールに名前を書かなかったことが原因か?
なにか気に障るような事書いたっけ? いやむしろキモい元上司からメッセージ来たぜ、けっ!とか言ってないだろうか。言ってるよね? きっと言ってるよね!
とか、自意識がどんどん膨れ上がり、最終的には「僕が生きている事自体が返信書きづらい原因」まで考えるようには……ならなかったけど、こころのなかで「うわあああぁっぁぁぁっ!」と叫んでた。
っていうか帰りの車の中では打ち消すように奇声あげてたのは言うまでもない。

身も心もボロボロになった状態(?)で職場に出勤すると、Sさんが
「なんでもパートさんの携帯からショートメールの返信ができなかったみたいで、ありがとうって伝えておいてくださいって言われました」と言われました。

……あっ、そうなんだ〜
いや〜別に気にしてないっすよ。
元々お祝いだけしたかっただけですし、ふむふむ。しょうがないよね〜、機種的に無理だったってことだよね?ことだよね?

しつこく何度もSさんに確認するリープ。
「さ、さぁ……多分そうなんじゃないんですか?」
と言われて、一応安心するリープなのでした〜
(小心者過ぎるだろ)