ずるずるリープ

まさかなにか質問されると思ってなかったリープ。
持ち前の小心さを発揮してキョドリます。
あわわわ……(心の中で動揺しています)
なんて言ったんだろう……僕が曖昧な表情をしていると、店員さんがもう一度言った。

「お客さん『かけ』ですか?『もり』ですか?」
(とリープには聞えた)

「かけ」「もり」そんなことを聞かれた事がなかったので焦りました。
というか蕎麦屋さんに入ったことすら今までなかったからww
いや、入ったとしてもメニューみて店員さんに注文するからそんな心配したことなかった。すでにどっちかに分類されたし。
さすが、そば文化の町、東京。(違う……のか?)

とはいえ。
「かけ」と「もり」の違いがちっともわからない。
なので適当に「もり」と応えてしまいました。
いや、なんとなく「かけ」だと「お汁をかけてでてくるイメージ」だったから。

なんとか注文を終え、壁に設置されたカウンター席に座って、出来上がりを待ちます。
(※後から分かったのは「かけ」「もり」「ひや」の三種類だった……)

店内にはお客は二人。
さすがに早朝、静かです。
少しして先にもう一人のお客さんの注文が出来上がりました。
はぁ〜、待ちどおしなぁ。

立ち食いそばってもっと早く出てくるイメージだったけど、ここはちょっと待たなければいけない。
とはいえすごく待つわけではないし、僕はまったく急いでないのでのんびりと。
しばらくして注文した「天ぷらセット」(天ぷらとざるそばのセット)料理が完成し、早速食べることに。

まずは天ぷら。一口食べる。
やっぱりサクサクでおいしい!
やっぱり、揚げたてが最高だね。
揚げて少し放置されている天ぷらとはやっぱり違う。

次にそば。話ではコシがすごくあるという話ですが……
確かにコシが強い!
コシが強いせいか一気にズズっと食べることができちゃいます。
おおおっ、おおおっ。

そしてリープは思い出した。
僕 は 柔 ら か い 麺 が 好 き だ っ た !
そんなこと忘れてた。
(どうでもいいんじゃねえか)

高級料理とは違う、立ち食い蕎麦系統のお店だと思って入ったら、結構おいしいことに気付いて、ちょっと驚く……そんな話を聞いていて通りのお店でした。

……なんかまた来たいな、と思いましたとさ。
(なにこの小学生の絵日記みたいな終わり方)