あっぷあっぷリープ

「文房具カフェ」の後は、こちらも行きたかった場所、ラーメン二郎にいきました。
あのこってり大盛りラーメンで有名なお店です。

調べたところ、深夜バスの待ち合わせ場所新宿のお店がやっているようなので、そこへ行くことになりました。
引き続き想さんに連れられて行きました。
ホント、想さんがいてくれてよかった。いまごろまた「いわQ」を探した時の様にさまようリープになっていたところでした。

お店についた文机の二人。
お店は考えていたよりも小さかったです。
奥にテーブル席がありましたが、カウンター席に座ることに。
……しかし。ラーメン次郎にはいくつかルールがあった気もしましたが、ノープランで店内にはいりました。

やはりここまで来たからにはあのネットで見たような大盛りのラーメンを食べるぞ!
……と思いきや、確か素人は普通サイズで食べろという格言と思いだし、普通のラーメンを食べることに。

そして待つこと数分。
想さんに帰りのバスの待ち合わせ場所を確認してもらいならが(世話になりっぱなし)、時間を過ごしていると、ラーメンがカウンターに置かれました。

……正直な感想は、普通でよかった、でした。
いや普通でも十分に量が多い。
野菜が乗っているのですが、あまりにも多すぎて面が見えない。
……まずはこれを食べないといけないのか。
いや、野菜好きだけどさ、好きだけさ。
限度ってものがあるだろ!

スープはこってり系で僕はかなり好きな感じでした。
十年前なら余裕で好きって感じです。

……とはいえ今は十年後。
ハッキリ言って予想以上でした。
だって麺に辿りつく前の野菜だけでもうお腹いっぱいでしたからね!
ようやく麺にたどり着いたのですが、麺が太麺だったのです。

必死になって急坂を上ったつもりだったのに、頂点までついたら次は断崖絶壁な気分ですよ!
なにこのドラクエでやっとの思いでボスキャラ倒したと思ったら、真のボスキャラが出てきた絶望感に似た感じ。もうリープのHPは0よ! っていうか食欲は0よ!、

最初は、これが初二郎じゃ!きゃふぃ〜っ!ぐらいの気持ちでした。
しかし野菜を食べて本丸の麺にたどり着いた辺りから、だんだん苦行に近くなりました。
……これが二郎の洗礼か。
しかし、大昔、マウンテンを制覇した僕が引き下がるわけにはいかない!
食べろ、食べるんだ! 東京を食べつくせ!(リープはわけがわからなくなっています)
と自分に気合いをいれている隣で、想さんは早々と制覇していましたが、さすがに苦しそうでした。

さらに隣に座ったお客さんが野菜大盛りを頼んだらしく、あのネットで見たような高々と積まれたラーメンを生で見ました。
……無理じゃ。リープのレベルではアレは歯が立たない。

何度も遠くを見つつ、途中で室内に流れるラジオを聞きながら、水をのみ麺をながし込み完食までを一歩一歩突き進みます。
どうにか完食はする。それがリープのジャスティス!

それから数分後、なんとかリープはラーメンを完食しました。
んが、ラーメン一杯食べるのにこれほど苦戦したのは、生まれてはじめての経験でした。
ラーメン怖いよ〜

とはいえ、二郎は(もう呼び捨てにしてる)他にもお店があり、みな味が違うとの話なので、次に東京へ行ったときは挑戦したいなと考えています。
(懲りてない)

なんか考えてみれば、行きたいところって全部飲食のお店ばっかりだったなぁ、今回。
(一番の目的は文学フリマということを忘れている)