懐かしい感じ

GWが明けて少したったころ、3月で退社した元後輩が事務所にやってきた。

どうやら女性陣と昼食を食べるらしい。
そして僕の貸したブルーレイを返しにきたのでした。
元々、4月にブルーレイを返しに来る予定だったのにここまで延び延びに。
旦那さんとの新居が事務所の近くだというのに、なんという適当さ。

僕はいつものように駐車場の自分の車へ向かう途中で、ばったりと会いました。
(っていうか一本道だから会う)
元後輩はすっかり、妊婦な感じでした。おなかも大きくなって、時々おなかをさすったり。気のせいか表情も穏やかにも見えます。
それだけでも時間の経過を感じられました。
元後輩が辞めてから二ヶ月。なんとなくずいぶん経ったような気がするなぁ。
(書いている時期のせいじゃね?)

とはいえ、実際話してみたら、いつもどおりの後輩でした。
ホントに昨日まで会社を休んでて、今日出社してきたみたいに自然な感じです。
でも、ここは駐車場へ続く道の上。隣に座って話をしているわけではございません。
それでも話してた内容は見てるドラマの話(最後から二番目の恋とか)でした。
僕波内心何話してんだ、と思いながら、話し続けました。
ちょっと懐かしい感じが離れがたく、ほんの少しのつもりだったのが、話し込んでしまいました。
ついつい時間を忘れてしまった!

いつの間にか、この前事務所の女性陣に買ったケーキの話を聞いているらしく、
「それ絶対ケーキの美味しいお店ですよね! ちょっと今すぐ買ってきてくださいよ!」「行くわけないでしょ!」
「えー……「
とか言われる始末。
なんだこのいつもの感じは。

いやそれ以前に事務所の女性陣とは繋がっているのか……女子のネットワーク恐るべし!
(そこまでの話ではない)

結局、他愛のない話をして終わってしまいました。
まぁ、特別な言葉をかける、なんていう状況でもなかったし、コレぐらいが丁度いいのかなって思いました。

元後輩が事務所に来ない限りもう会うことはないだろうけど。
こうやって改めて書くと少し寂しくもあるなぁ。
とはいえ、今は新人を教える事に集中しようと思うリープなのでした〜