友情、努力、勝利!?

リレーですっかりぼろぼろになったリープ。
歩くのも困難なぐらいの筋肉痛になっていました。とはいえ、周りの人には全く伝わらず、30分後、三人四脚に参加することになりました。

メンバーは若手社員と辛口Oさんに僕です。歩くのもままならないのに走れるのだろうか?
しかし、限界を超えて戦わなければならない戦いがある!(そうか?)
とはいえ、不安要素いっぱいです。
一番はやはり自分のペースで走れない事。当然速く走れないので二人の足を引っ張るだろうなぁ……という不安です。っていうか不安しかない!
そんな状況でOさんは張り切っています。若手社員を挟んで僕とOさんがならぶ格好に。よかった。これで真ん中だったら地獄だった。不幸中の幸いです。

ちなみにチーム対抗戦でリレー方式です。
あぁ、まわってくる順番はあとのほうがいいなぁと思っていたら、なんとトップバッターですよ!いやいやいや!ちゃんと走らなきゃいけないじゃないか!(走る気ないのか)

そしてスタート前、足を結んで少し練習をすることに。僕の気持ちとしては「練習するような体力は無え!」という感じでしたが、三人四脚なので練習せざるをえません。
若手社員を軸に肩を組んだ三人。「右、左」と声を合わせて足を踏み出します。あぁ、駄目だ!きっと足が痛くて走れな……あれ?

足が全然痛くない。
っていうか、まぁまぁいい感じで走れてね?
三人四脚という性質上、スピードが全然でなかったこと。ヒモで足を結んでいるためか、足運びにそれほど力が必要ないことが幸いして、意外に進む進む。

今回は「あんぎゃ〜っ!」とかならなくてごめんなさいねww
(誰に言っている)
なんかこれなら、恰好ぐらいはつきそうと思い、レースはスタートしました。競争相手がいるとやはり練習の時とは違うのか……と思ったのですが、これが練習どうりに上手くいく。
なぜこれほど息が合う!普段全然仕事でのからみないのに!ってぐらい上手くいきました。途中で息が合わなくなり止まることはなかったです。
そして、結果は1位で次の人にタスキを渡すことに成功しました。

一人で走った時はボロボロだったのに。
三人で走ればトップでゴール。
なんだこれ、なんだこれ、まさに、友情、努力、勝利っ!
(友情ないし、努力って練習ちょっとしただけだろ)

リレーの凹んだ気持ちが、多少持ち直しました。
三人四脚もチーム全体でも2位になり、すっかりリープご機嫌でした。
やればできるじゃん!

……とはいえ、レース終わったら、やはり足は動かず、筋肉痛を抱えたまま少しずつ歩いて応援席に戻りました。
やはり現実は厳しいっ”

戻った僕にK課長に「お前、全然運動してないだろ」とツッコまれる始末。
そいう課長はどうなんですか!と思っていると(口に出せよ)、「ちょっと時間あるから走ってくる」といって施設内から出ていきました。

なんでも、普段から走っていて月100キロのペースで走っているんだそうな。
ランニングを管理するアプリを見せてもらい、驚愕するリープ。
か、課長は仲間だと思ってたのに!(勝手に思ってます)

あの細い体は鍛えてないからじゃなくて、ランニングによるしなやかさだったのか!
騙された!(騙していません)

競技の合間にランニングにいく課長を見送り、リープはずっと座って体力を回復させていましたとさ。
あぁ、やっぱり多少の運動は必要だね。
そんなことを痛感したリープでした。

めでたしめでたし。(めでたくない)